身近な自然  

2016年1月21日木曜日

窓越しバードウオッチング(2) メジロ、シメ

雪で鳥たちも困っているだろうと気をもんでいるが、給餌台に雑穀をおいてあるのにスズメは一向にやってこない。毎日やってくるのはカオジロガビチョウとヒヨドリばかり....。と思っていたら、窓の外にぶら下げてあるカゴにひょっこりメジロがやってきた。不意にだったのでびっくり。ペアでパンくずを食べていった。


しばらくすると、またカオジロガビチョウが2羽、いやもう1羽と思ってよくよく見ると、なんとシメだった。去年の冬は全く姿を現さなかったのに、この雪で餌を探し回っていてこの庭を見つけたのだろうか。いらっしゃ~~い。






何か警戒している様子

黒い猫が現れ、あわてて飛び去った

ウラギンシジミ越冬個体 .... と思ったが.....

細ケ沢川近くの林縁で偶然にツバキの葉の裏に止まるウラギンシジミの越冬個体を発見。竹が雪の重みでしなって、ちょうどその場所は雪がかぶっていなかった。



そっと裏を返してびっくり。翅を広げている。翅の傷みもなくきれいな♀の個体だ。翅を広げて冬眠するものなの?

よく見ると、触角をピタリと合わせ、お腹を突き出した格好

暖かい日には真冬でも飛ぶチョウだが、越冬しているらしいウラギンシジミを見たのは初めてである。

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追記:チョウに詳しい方から教えていただいた。多分この個体はお星さまになっているはずと......。チョウは落命すると翅を開くのだそう。落下しないのは、ウラギンシジミの脚の爪は鋭く、風などに飛ばされないよう、深くめり込んでいるだとか。へぇ~である。時には飛ぼうとして脚の爪が抜けずに脚が取れてしまうこともあるのだそう。へぇ~(@_@;)である。

24日に再度見に行ってみたら、葉の裏に止まったまま翅は閉じていたが、やはりお星さまになっていた。葉っぱごと持ち帰ったものの、途中で葉から落ちてしまった。

細かい鱗粉を拡大して見てみると......