身近な自然  

2022年7月31日日曜日

オオタカ幼鳥、野生のホオズキ

 今朝、独立に向けて訓練中?のオオタカ幼鳥にようやく会えた。うっそうとした暗い林の木にちょっとだけ止まって鳴いていた。親も近くにいるはずだが、気配さえ感じない。

林の中を歩いていると、遠く丸く赤いものが見える。虫こぶかな?と思って近づいてみると、驚いたことにホオズキの実だった。この林内で初めて見るホオズキ。人が植えるような場所ではないし、逸出して野生化したとも思えない。形もちょっといびつ。これって、野生のホオズキと言っていいのだろうか??

2022年7月27日水曜日

カブトムシ、ホオジロ幼鳥、モズ幼鳥、コノテガシワ、アシダカグモ

ニイニイゼミが来た翌日の夕方、ヒグラシがやってきて、ひとしきり鳴いていった。今日は近くで、昼間アブラゼミが 、夕方ミンミンゼミの鳴く声が聞こえた。セミ勢揃いのようだ。ツクツクボウシの声は8月に入ってから。

今朝はようやく樹液に来ていたカブトムシを見つけた。

無事に成長した幼鳥2種 
ホオジロ
モズ

コノテガシワの実
ヒノキ科ということもあって、実もいい香りがする。ちょっとつぶして、お風呂に入れるといいのでは?と思い、手元の薬草図鑑を開いて調べたところ、葉にはいろいろな精油成分があるとのことだが、実は脂肪を含むほかはまだ解明されていないとか。お風呂に入れて試してみようっと。
台所で大きなクモを発見。アシダカグモのようだ。いらっしゃ~い。最近久しぶりにゴキブリがいたのでホイホイが必要かなと思っていたが、アシダカ君がいるのなら大丈夫。よろしく~~。
顔が可愛い。


2022年7月24日日曜日

ニイニイゼミの声、ナツアカネ、イオウイロハシリグモ、コガムシの卵のう

昨夕18時頃、庭のナツツバキからニイニイゼミの声がした。姿を探したが、上の方にいたのか見つからなかった。今朝は別の場所から声が聞こえた。
昨夕のニイニイゼミの声 → こちら

雑木林ではキビタキの地鳴きが聞こえた。7月初め頃にも聞いたが久しぶりである。ずっと滞在中なのか、それとも移動中なのか、不明。

林縁、林内でナツアカネが多く見られるようになった。


足元を大型のハシリグモが走って移動していた。名前の通り本当に走るんだと妙に納得。イオウイロハシリグモと思われる。
帰り道、何気なく田んぼをのぞいたら、コガムシの卵のうを2個見つけた。

2022年7月21日木曜日

ミヤマカミキリ、コオニヤンマ、ニホンミツバチ

 昨夕、ようやくはっきりヒグラシの声を聞いた。毎年7月に入ると鳴き始めていたが、今年は遅く、それらしき声は2~3度聞いたものの、確信が持てなかった。やっとといった感じ。

今朝、いつものクヌギを見に行く。今年は樹液の出がいまいちで、カナブンなどが頭を突っ込んでいるのが見られる。今朝は見かけないカミキリがいた。ミヤマカミキリのようだ。ガリガリ傷をつけてくれて、樹液の出がよくなるかも(^^;。

雑木林を出た民家の近くで一瞬オニヤンマ?と思われるトンボが飛んでいた。地面に下りたところを撮影できた。サナエトンボの仲間のコオニヤンマの♂だった。水辺でもないところに何故いたのだろうか?
先日ボランティアで雑木林の整備をしていた時、メンバーの一人がクヌギの根元にミツバチの巣を発見。
ニホンミツバチらしい
養蜂に詳しい方が巣を見て、このままではオオスズメバチに襲われる可能性が高いので、網をかぶせてくれることになった。
数日後の巣。
出入りするミツバチたち。これでオオスズメバチの脅威から守られる。


2022年7月16日土曜日

シモクレン返り咲き、変形菌、ナナフシその後

 春に咲いた庭のシモクレンが7月に入ってまたたくさん花をつけている。いわゆる返り咲きという現象だろうか。狂い咲きという人もいるけど、私は可憐な花に狂いとは気の毒なので、返り咲きと言っている。毎年数個見ているが、今年は特に数が多いように思う。茂る葉が、真南から照り付ける太陽光を遮光してくれている。

雑木林では連日の雨のせいか切り株に変形菌が発生していた。ツノホコリの一種だと思われる。
ナナフシのその後
毎日卵を産み続けている。6月21日から7月16日までの産卵数は123個にもなった。平均すると一日4~5個産んでいることになる。ラズベリーの葉、サクラの葉、エノキの葉などを与えているが、エノキの葉が一番の好みのよう。

2022年7月9日土曜日

ツバメ、イワツバメ、オオタカ幼鳥

家の玄関先に抱卵中のツバメ、もうヒナは孵っている頃だと思うが、まだ声も聞こえず分からない。この暑さで、親は時々電線上で一休み。

細ケ沢川のイワツバメはほとんど巣立ったようで、さかんに飛び回っていた。
まだ巣にいる2羽
巣立った巣にやってきて止まる幼鳥もみられた。夜はここで休むのだろうか。
猛禽のオオタカのヒナも巣立っていた。これからカラスとの闘いが始まる。今年はヒナが1羽のみだったので、親としては守りやすいとは思うが.....果たして?

2022年7月5日火曜日

ヒメアカタテハ、キュウリ

庭にやってきたヒメアカタテハ。きれいな個体だった。 


おまけ:
猛暑が続いた6月末、収穫したキュウリの実から葉っぱが!(@_@)。
うちの菜園ではこんなことは初めてだが、それほど珍しいことではないようだ。この猛暑でキュウリにストレスがかかったことが原因らしい。写真に撮って食べちゃったが、特に味に変わりはなしだった(^-^)。

2022年7月3日日曜日

エゴノネコアシ

雑木林で昔はよく見たエゴノキにつく虫こぶを最近は見なくなったと思っていたが、この日、久しぶりに発見。

すでに先が開いていて、エゴノネコアシアブラムシは出て行った後らしい。寄主転換してイネ科のアシボソに移動する。草刈りなどの整備が進んでいるので、アシボソは刈られている可能性が大きい。最近見かけないのも寄主の転換先が少なくなっているからだと思われる。来年どうなるのか覚えておきたい。

2022年7月2日土曜日

シジュウカラ、ハクセキレイ、ハナグモ、アキアカネ?、ナナフシ、ノコギリクワガタ

庭の物干しにシジュウカラの家族がやってきた。ステンレスの物干しがツルツルしているので、なかなか止まれずバタついていた(^-^;。

お父さんと一緒かな?
あれ?仲間にいれてとばかりにやってきたのは、ハクセキレイの幼鳥。
いつもの林内では、昨日キビタキらしき声がしていた。やはり夏をここで過ごすのだろうか。声がしなければ、存在に気が付くことは難しい。

人面グモのハナグモがイチモンジカメノコハムシの幼虫を捕まえていた。抜け殻を背負っていても、クモにはカモフラージュは効かないらしい。それにしてもこのハナグモ、ムンクの「叫び」の顔を太めにした感じ(^-^;。
赤トンボがチラホラ見かけるようになった。アキアカネかな?
別個体
歩いていたら、目の前にナナフシがぶらさがっていたので、びっくり。ヤブこぎした時に帽子についたらしい。完全な成虫まであと1~2回の脱皮かな?
飼育中のナナフシは6月20日頃から産卵を始め、2週間で累計65個の卵を産み続けている。いつまで、何個産むのか記録中(^-^)。

林内のクヌギにまだ樹液がでていないのだが、別の場所のコナラでノコギリクワガタのペアを発見。♀は嫌がっている様子だが、♂は執拗な感じ。