身近な自然  

2016年1月14日木曜日

野鳥観察会 in 敷島公園他

今日は一日、尾瀬高校自然環境科一年生の野外実習の日。敷島公園で野鳥観察のお手伝いをする。写真はほとんど取れなかったので、→ 昨年度の様子。

いつもは学校のマイクロバスの屋根の上に雪があるのに、今年はまったくなし。。高校の周辺も今年はまだ雪がないそうだ。こんな年は初めてのこととか。年によっては、平地の敷島公園であっても、強風が吹き荒れ風花が舞う中で観察をすることもあったが、今日は風も弱く、絶好の鳥見日和となる

10日の野鳥の会主催の時に見られたアオゲラが柿を啄むシーンが再度見られた。目の前でキツツキが柿を食べるなんてめったに見られることではないので、皆大喜び。ラッキーだった。



カラスにからまれるオオタカも見られた。オオタカの仕業らしいドバトの羽が散らばる食痕を見た後だったので、皆の印象に残ったと思う。地上で採餌するツグミや枝の上に止まるビンズイをじっくり見られたのも良かった。目のいい子どもたち、鳥をめざとく見つけ、その鳥の印象を聞くと、嘴が太かったなど、結構的確に指摘していたので感心する。はるか遠くに止まる鳥を見て、私がキジバトみたいというと、いやキジバトじゃないというので、スコープで確認すると、なんとチョウゲンボウだった。許可を得て入場した水産試験場ではオオバンが見られ、コガモもいたが、どちらも一羽のみ。ボート池にはオナガガモばかりだが、ここではマガモが集結。陽が当たって♂の頭のグリーンが鮮やかに見えた。皆スコープを覗いて感嘆していた。

4グループの鳥合わせの結果 31種見られた
カイツブリ、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、トビ、オオタカ、チョウゲンボウ、オオバン、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ヒバリ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス


観察会前に見たヒヨドリ 
集団で野菜に群がっているのはよく見るが、地面で集団でなにやら採餌している。何を食べているのかよく分からない。あとで画像を見て、どうやらマツの実を啄んでいたらしいことが分かった。いろいろな植物を食べるヒヨドリだが、マツの実も食べるのだと知った。


拡大してみると.....


車で帰る途中、ダイサギが飛んで、民家の屋根に止まった。すぐ近くに川がある。どちらに行こうかと思案中?


よく見ると、屋根にフンが.....。ハハ~ン、ここはこのダイサギの指定席らしい。