身近な自然  

2019年12月1日日曜日

山を巡って無線通信

12時近く、散歩へ。雑木林で羽村市から来たと言う年配の方(Iさん)に出会う。東京からとは珍しい。古墳巡りの人や、城巡りの人には時々出会うが、この方はここで無線をするという。その一部始終を見学させてもらった(写真もOK)。朝、群馬にやってきて、すでに近くの山で無線をし、ここは二つ目の場所とのこと。
小さなザックからいろいろなものが出てきた。アッという間にアンテナが立った。このアンテナ、釣り竿から作ったお手製とのこと(@_@)。

アンテナの先 白っぽいことと細すぎて写真によく撮れず。こんな簡単な装置で通信できるんだ(@_@)。


スイッチオン。誰かの声が聞こえている。意外にクリアでびっくり。その方が話している相手は茨城県の笠間市の人らしい。その声は私にはほとんど聞こえない。やはり遠いようだ。笠間市の人との話が終わって、Iさんがすぐに呼びかけた。意外や無線の相手は同じ前橋のSさんとのこと。どおりではっきり聞こえる。ここの場所を説明しているが、相手はよくわからない様子。なんと普段は埼玉に住んでいて、週末前橋にきているとの説明。へぇ~~。Iさんは相手のコールサイン?などいろいろメモをしている。

Iさんは関東近郊の山(地理院の地図に載っている)を巡って、無線をやっているのだそう。地図には登った山に〇がしてあった。かなりの数。コンペ?みたいなことをやっているとのことで、後で調べて分かった。山ランという「山岳移動ランキング」に参加していて、国土地理院1/25,000の地図上で山の名前が載っている山頂からアマチュア無線で交信をし、楽しみながら山登りで体力維持をやっている人達らしい。

全く知らない世界を覗かせてもらった。スマホのように簡単に通信手段があるのに、無線とは?と思ったが、ちょっぴり競うことで励みにもなり、それが健康増進にも繋がるのだからいい趣味かもしれない。