身近な自然  

2022年8月11日木曜日

アカマダラハナムグリ

今朝、久しぶりにアカマダラハナムグリに出会う\(^o^)/。群馬県では準絶滅危惧種の甲虫で、オオタカなどの猛禽類に依存する変わった虫。猛禽の巣に産卵し、幼虫は猛禽の食べ残しや猛禽が吐いたペリットなどを餌にして育つという。

2019年8月に初めてアカマダラハナムグリがクヌギにきているのを発見。オオタカの営巣は2013年を最後に見られなくなったが、2019年のこの年はノスリが営巣し、幼鳥も育っている。そのことが関係しているかどうか分からないが、専門家の方がトラップをかけて調べたところ、20匹もかかったとのこと。翌年の2020年6月には越冬したと思われる個体を見ている。

ノスリは2019年、2020年と繁殖したものの、昨年はオオタカがやってきたせいか、営巣を断念して林から出て行ってしまった。かわって、全く別の場所にオオタカが営巣し、2羽の幼鳥が育った(7月にカラスにより落命)ものの、昨年はアカマダラハナムグリに一度も出会えず、専門家のトラップも1匹もかからなかったそうだ。

で、今年久しぶりの出会い。何がどうなっているのやら分からないが、生息していることが判明。昼間はあまりに暑くて調べるのは大変だが、朝の点検はやはり毎日やらなくてはだね。