身近な自然  

2018年7月16日月曜日

桃ノ木川アオハダトンボ観察会

昨日、南橘の自然観察と環境を守る会主催の桃ノ木川の観察会が行われた。2006年には100匹近く観察されていたアオハダトンボだが、川の工事の影響か、2013年頃から急速に数を減らしている。7月中旬頃が発生時期ピークにもかかわらず、今回は♀1匹しか観察できなかった。10日の夜に1時間で40ミリ近くの雷雨があり、水量が増え、水の流れも強く、水生植物がなぎ倒されていた。その影響があったのかもしれない。下流の発生状況が不明だが、上流は絶滅の危機に瀕している。いつも多数見られるハグロトンボも8匹程度だった。

アオハダトンボ♀

ハグロトンボ 産卵する♀(右)、見張る♂
産み付けている水生植物はオオカワジシャ?この場所に群生している外来植物。

カルガモの親子が見られた。何と幼鳥が10羽もいる。しっかりしたおかぁさんカルガモのようだ。

近くの田んぼで水生生物を探す。一週間前にたくさんいたホウネンエビやカブトエビはいなくなっていた。
タイコウチの幼虫 これから脱皮を繰り返して成虫になる

草むらでバッタ類がピョンピョンしていた
ヒメギスの成虫らしい

金色の卵が葉裏に並んでいた 
多分ホオズキカメムシの卵

よく見るホオズキカメムシの成虫。成虫は地味。