身近な自然  

2023年10月13日金曜日

ノビタキ飛来

夏鳥のノビタキが通過していく時期になり、9月中旬過ぎから、毎年やってくる場所に時々行ってみたが、9月末になってもいる気配がなかった。ノビタキの渡りのルートになっているところで、運が良ければ春の渡りの時にも会える場所だ。20年近く毎年観察している。

数年前まで、田んぼが広がっていたが、今や道の駅 まえばし赤城(今年3月オープン)が東京ドーム約1.5倍もの広さを陣取っている。田んぼは散歩コースにはもってこいの場所で、以前にはセッカも飛んでいたことがあった。こんな建物が立って、もうノビタキはやってこないのではと思っていたが、遅まきながらこの日の朝、ようやく見ることができた。

道の駅の西側に買収されずに?休耕地が残っている。荒地状態で雑草が伸び放題なのが幸いして多分昆虫はかなり多いのではと思う。道の駅の中を通って荒地脇を歩いていくと、背の高いムラサキアオゲイトウと思われる穂の上に止まっているノビタキが見えた。

榛名山を入れると....
上武道路がすぐ近くにあり、車が行き交っている。

背の高いコセンダングサに止まるノビタキ
計5羽のノビタキを確認。いつまでいてくれるかな?
追記:数日後、再度行ってみたところ、荒地がきれいに刈られていた。これではノビタキも長居できなかったと思われる。聞いてみないと分からないが、誰も畑、田んぼにしていないということはここもすでに買収済み?
ノビタキに代わって狩りのしやすくなった休耕地の上空をチョウゲンボウが飛んでいた。
カラスに追いかけられていた。