身近な自然  

2016年7月17日日曜日

キヌガサタケ

昨日林縁の竹林の脇で見つけたキヌガサタケ。運よくマントを開いたところを見ることができた。


「群馬のきのこ」によると、幼菌の頂部を破って成長をはじめてからかさが開き終わるまで2時間程度とのこと。その後はしおれてしまう。丁度開ききって徐々にしぼみかけているところのようだった。暗緑色のグレバにハエは来ていなかったが、異臭が漂っていた。

ウスバカミキリ、シギゾウムシの一種、ハサミツノカメムシ

昨日見た昆虫3種+1種

ウスバカミキリ
木のウロにいた大きく細長いカミキリムシ。触角が立派。大顎も立派。左の触角がないように見えるが.....?

追記:翌々日に行ってみたら、同じ場所にいた。やはり左の触角が無かったので同じ個体のようだ。ちょっとはなれたところにこの個体より二回りほど小さなウスバカミキリがいた。この大きさの違いは?


クワの葉上にいたシギゾウムシの一種。多分コナラシギゾウムシかニセコナラシギゾウムシのどちらかだと思う。長い口吻とアンテナみたいな触角が面白い。触ったら、コロッと死んだふり。手に取ろうとして、落としてしまった。あら~残念。
ハサミツノカメムシ♀
赤いツノがよく目立ったので気が付いた。ユニークなカメムシ。♂も見てみたい。


ウスバカミキリを見た樹洞にもう一匹見られた昆虫。暗くて画像はぶれていていまいちよく分からなかったが、ゴキブリに似ているなぁ~と思った個体。雑木林にやってくるのだろうか。

アオハダトンボ、オニヤンマ、ウスバキトンボ、カブトエビ、コガムシ卵のう

9日、アオハダトンボの観察会の下見に桃ノ木川沿いを歩いた。河川工事で少なくなっていたアオハダトンボだったが、大分増えていた。10年ほど前の状況に戻るにはまだかなりの時間がかかると思われるが、徐々に回復してきているようだ。

ずらりと並んだアオハダ♀3、♂1、ハグロ1


オニヤンマ♀が丁度羽化し、翅を乾かしていた。


ウスバキトンボも見られた。45日くらいで世代交代をしながら北上するトンボ。少し早いような気もするが、きれいな個体だったので、近くで羽化したのかもしれない。8月になると大集団で見られるようになる。

川そばの田んぼにいたカブトエビ


オタマジャクシ、コガムシ幼虫など

コガムシの卵のう

散歩コースの田んぼでも卵のうを見つけた。葉っぱが切り落とされずについたままだった。なるほど、このようにして畦から伸びている草を利用するらしい。細い葉ではなくある程度幅のある草を選ぶようだ。


その後、田んぼを覗くと、結構たくさん浮いていた。