身近な自然  

2016年2月16日火曜日

桃ノ木川水生生物調査 2/15

昨日、北西の風が吹き荒れる中、南橘の自然観察と環境を守る会の有志により、桃ノ木川の水生生物の調査を行った。2001年から不定期に行っていたが、昨年から2月の減水期に多胡橋と多嘉橋付近の2か所の調査を継続して行うことにしている。
オイカワの稚魚がたくさん
県の絶滅危惧Ⅱ類のギバチも数匹
県の絶滅危惧Ⅱ類のジュズカケハゼも数匹網にかかった
県の絶滅危惧Ⅱ類のホトケドジョウもたくさん
県の絶滅危惧ⅠBのスナヤツメの幼体
きれいな水に生息するカワゲラの一種
きれいな水に生息するヒラタカゲロウ
シロタニガワカゲロウ
チラカゲロウ
マダラカゲロウの一種
普通に見られるヒゲナガカワトビケラ
ヒラタドロムシ
ハグロトンボの幼虫
オニヤンマ?のヤゴ
タイワンシジミ
きたない水に生息するミズムシ
同じくアメリカザリガニもいた

絶滅危惧種に評価されている魚も健在で、きれいな川に生息するカワゲラやカゲロウ類なども確認され、一方で汚れに強いミズムシやアメリカザリガニも生息していることが分かったが、水質階級としては昨年と同様、桃ノ木川の水質はきれいな水(水質階級Ⅰ)に判定されるようだ。