見つかった水生生物(ランダムに川底をすくって拾い出したもの)

2月に同じ場所で行った水質調査の結果

ユスリカ類の多さに驚いた。イトミミズも多い。どちらも水質階級Ⅳのとても汚い水の指標生物である。水質悪化の原因は近くに大きな牧場があるためとは分かっているが、これほどの影響があるとは驚きである。当然きちんとした設備で管理されているはずだが、かなりの汚水が流入しているらしい。パックテストのCODが特異な数値になっていることでも分かる。硝酸イオンも雨の少ない冬なので、この数値だが、雨の後は非常に高い値になる。雨水と一緒に汚水になって川に流入しているようである。身近な川がこれほどに汚染されているとは問題だと思う。