身近な自然  

2021年5月29日土曜日

ヤマボウシ、アワダチソウグンバイ、カミキリモドキ、キジバト

雑木林に一本だけあるヤマボウシ、白い花が満開になっていた。花びらに見えるのは総苞。秋には実もなるはずだが、かなり高いので、見過ごしている。鳥たちの美味しいおやつになっているのかも。

セイタカアワダチソウにアワダチソウグンバイがついていた。毎年見られる。3mm程度なので、
数年前、家に持ち帰って、拡大鏡で見た時に撮った画像。何とも不思議な造形。ネズミみたい。

アオカミキリモドキ?
葉の上で死んでいた。体液にマメハンミョウと同じ毒(カンタリジン)を持っているので、要注意。
キジバト
職人さんが木を剪定していたところ、キジバトの巣が現れたとのこと。抱卵中の親はさすがにすぐ逃げていったらしい。ところが後で戻ってきて、何事もなかったかのように抱卵開始。たいていの鳥は巣を放棄すると思われるが、キジバトはそうでないらしい。肝がすわっているというか、何とも健気....。ちょっと心配なのが、今まで葉っぱで覆われていた巣が太陽にまともにさらされるようになったこと。大丈夫かな?そっと見守ることにしよう。他にもカオジロガビチョウが巣を作っているはず。以前にもカナメに巣を作り、剪定中にヒナを置いて巣を放棄したことがあるので、どうなるやら.....。

2Fのベランダから

2021年5月28日金曜日

センダイムシクイ、ノスリ、ワカケホンセイインコ、コジャノメ、オオチャバネセセリ、コクワガタ

センダイムシクイの声
5月も末なのに、今朝はセンダイムシクイが鳴いていた。通過個体だとすると超遅い飛来。 声 → こちら  
珍しく姿が見えたので、カメラを向けたところ、そこへドヤドヤと団体さんがやってきた!ちょーにぎやか。撮影どころではなくなった(^^;。前橋で働く?スリランカの人たちとか。

ノスリ
巣を放棄したノスリだが、毎日のように姿を見る。繁殖は失敗だが、餌場となっているようだ。
ワカケホンセイインコ
そろそろ巣立ちではないかと思い、26日、車で通ったので寄ってみた。丁度♂が巣をのぞき込んでいた。ヒナも大きくなって、多分親は中に入れないのでは?
コジャノメ
橘山にて。鬱蒼とし薄暗い場所が多いせいか、たくさん飛んでいた。
オオチャバネセセリ
コクワガタ
畑仕事をしていたとき、のそのそ歩いているのを発見。冬越しした個体と思われる。今年初のクワガタ。


2021年5月25日火曜日

カッコウ初認、

今朝の空 西の空にうろこ雲  お天気は崩れず雨はなかったが、今年一番の暑さになった。

11時近く、庭にいたところ、北の方からカッコウの声が.....。姿は見えなかったが、結構近くで鳴いていた。今日は夏の暑さになったが、カッコウの声が清々しく、一服の清涼剤に聞こえた。 カッコウの托卵相手にオオヨシキリがよく選ばれるが、桃ノ木川~細ケ沢川には今密度高くたくさんいるので、さて、カッコウどうする?
     声 → こちら  ウグイスの声も入っている

2021年5月23日日曜日

ヒゲブトハナムグリ、ハマキガ2種、オダマキ

ヒゲブトハナムグリ 
触角が大きく立派。非常に毛深い。何か所かで見られた。


ハマキガ2種 同じ葉(カナムグラ)に止まっていた
左 クローバヒメハマキ?  右 ヨツスジヒメシンクイ
非常に複雑な模様のハマキガ 多分クローバヒメハマキではないかと....
ヨツスジヒメシンクイ  
よく見られるハマキ蛾 幼虫はカナムグラの茎に入るので、ハマキという名前ではなくシンクイになったのでは?と思う。1センチほどの小さな蛾。
オダマキ
どういうわけか雑木林で咲いていた。どうしてこんなところに?花が大きいので、ミヤマオダマキではないと思うが、不思議。

おまけ:今日のニュースを聞いて、びっくり&思わず笑ったこと。
渡良瀬遊水地で生まれたコウノトリの赤ちゃん♂&♀の名前が決まった。その名前がなんと姪っ子夫婦とまったく同じ。こんなことあるのねぇ~~😊

2021年5月21日金曜日

オオムシクイ通過中、アカサシガメ、コナガ

 昨日、オオムシクイが飛来。例年5月25日以降やってくるが、今年は随分早い。これから6月初旬まで通過が続く。高い所で鳴いていて、姿をキャッチすることができなかった。
声 → こちら 
2005年5月26日に撮った画像

アカサシガメが葉に止まっていた。顔を上げているポーズ?

体長1センチくらいの小さな蛾のコナガ。あまりにも小さいので、どちらが頭なのか分からなかったが、画像を見て納得。幼虫は野菜の害虫。

2021年5月18日火曜日

ホシハラビロカメムシ、オオスズメバチ、サビキコリ、キナミシロヒメシャク、ニホントカゲ

5月9日のキビタキを最後に夏鳥たちの通過は終わったようだ。今年は通過数が少なかったように思う。これから遅れて飛来するメボソムシクイ、サンコウチョウが通過する可能性もあるが、あくまで鳥さんたちの気分次第..である。昨日から始まったNHKの朝ドラは宮城県登米市が舞台。2014年5月、主人公が洗濯物を干しているシーンでスタート。お!サンコウチョウが鳴いているぅ。5月だし環境的にも矛盾はないね。心憎い演出なり。海あり山ありの自然豊かな場所のようで楽しみ!

林縁で見られた虫たち
ホシハラビロカメムシのペア このカメムシは結構多い。

オオスズメバチ 休憩中?おっかなびっくり接写。
サビキコリ 飛ぶところだった
キナミシロヒメシャク シャクガの一種 
道端でニホントカゲが死んでいた 特に傷はない。体色が変わっていた。

2021年5月16日日曜日

麦の秋、セモンジンガサハムシ、ヒメクロオトシブミのゆりかご、オオウンモンクチバ

 麦の穂が色づき麦の秋を迎えている。その上をツバメたちが飛び交っていた。


セモンジンガサハムシ
いつもは桜の葉で見られるセモンジンガサハムシだが、今日はノイバラの葉の上に止まっていた。バラ科につくハムシ。金色に輝きよく目立っていた。
ようやくオトシブミのゆりかごを発見。ノイバラの葉で作られたヒメクロオトシブミの揺籃。作りたてのゆりかごだったが、作り主には出会えず。気温があがっても湿度が低い毎日のせいか、今年はツルクビオトシブミもまだ見ていない。
オオウンモンクチバ 
いつもは色の薄い個体をみているが、今朝は褐色味の強い個体に出会った。

2021年5月15日土曜日

キジ、カワウ、オオヨシキリ、ワカケホンセイインコ

キジ
上武道路近く、キジが堆肥の上に止まり、リラックスした様子で羽繕いなどをしていた。MFで何組のキジが繁殖しているのか?知る限り3組はいると思う。

大型の鳥が電柱に止まっていた。シルエットで分かるカワウ。どこへ行こうかと思案中?


オオヨシキリ 
桃ノ木川、細ケ沢川合流地点でのオオヨシキリたちは、数メートルごとに縄張りを張っているのではと思うほど密度が高い。声の競演、近くの住人にはちょっと迷惑かも。
ぼけぼけながら、赤い口が見えた。
ワカケホンセイインコ
子育ては順調なのか、♀がやってきて、中に入っていった。待つこと15分、突然飛び出してきて、飛んで行った。まさに一瞬。繁殖時期の親たちは、子育て中は気配を消すように行動している。

モグラ、シロコブゾウムシ、クヌギカメムシ

道端でモグラが死んでいた。ケガしている様子はない。餓死かな?乾燥が続いていて、ミミズも少ないのでは?

ベルベットのような毛なみ

シャベルのような手

足はやや小さい
シロコブゾウムシ初認。気配を感じてか、ころりと下に落ちた。拾って切り株の上に置いたが、ずっと死んだ真似をしていて、身動きせず(^-^;。
クヌギカメムシ
12月にコナラの幹の隙間にゼリー状の卵を産卵、2月末に孵化、3令になるまでゼリーを食べて育った幼虫はコナラが芽吹く4月には巣を離れて新芽を食べて育ち、5月には成虫になったと思われる。