身近な自然  

2018年5月9日水曜日

ケブカキベリナガカスミカメ

先日林縁でノイバラにいた1㎝にも満たない小さな虫を発見。見たことがない虫だったので、とりあえず写真に撮って調べることにした。黄色の模様が印象的。胸にハートマークがある。見た感じはハチだが、甲虫っぽい感じもするし...何だろうと詳しい方に聞いたところ、なんとのカメムシの一種ということが分かった。それも口がまわらないような名前のカメムシ。カスミのように消えてしまいそうなほど小さいところからついた名前らしい。毛深黄縁長霞かめむしって漢字にすると覚えられるかも。小さすぎて、どこが毛深いのかよく分からないけど....。それにしても昆虫の世界は奥が深い。まだまだ知らない虫が足元の自然の中にいっぱいいるようだ。
ケブカキベリナガカスミカメ(カスミカメ科)

クモガタヒョウモン♂

先日活発に飛ぶクモガタヒョウモンらしいチョウを見ていたが、ようやく止まっているところをとらえた。今日は雨が降ったりやんだり、気温も低かったせいか、動きが鈍いようだ。新鮮なクモガタヒョウモンの♂だった。タチツボスミレがあるので、ここで羽化したのかもしれない。2015年5月13日に同じ場所で♀を見ている。この場所は以前大きなコナラがあったが、伐採され、林床に太陽光が届くようになった。そのせいかオカトラノオの花が咲くようになり、クモガタヒョウモンが吸蜜にやってくるようになったのかもしれない。