身近な自然  

2021年9月22日水曜日

アサギマダラ、ミドリヒョウモン、ウラナミシジミ、オオシマカラスヨトウ、イネキンウワバ、ハギの花

今朝、林内で飛んでいるアサギマダラを見る。花もない薄暗い林内にいるのが不思議だったが、林縁で再度会った。でもすぐ空高く飛んで行ってしまった。ちょっと立ち寄ったということだろうか。南下が始まっているようだ。
ミドリヒョウモンが多い。

こちらはかなりボロの個体。シロノセンダングサで吸蜜していた。
ウラナミシジミもこれから晩秋までよく見られる秋のチョウ。
春にシジュウカラが営巣していた朽ち木のそばを通ったので何気なく見ると、なにやら姿が見える。ちょちょっと突っついてみる。カエルかなと思ったが...
出てきたのは大型の蛾(@_@)。フクラスズメ?ではなさそう。後で調べてみたところオオシマカラスヨトウと判明。雑木林の普通種だ。穴を塒にしていたのかな?いろいろな生き物に利用される木の穴なり(^-^)。

バタバタとせわしなく飛ぶ蛾がいたので、とまるところを見ていたら、模様が美しいイネキンウワバだった。シロノセンダングサで吸蜜していた。
外来種のシロノセンダングサが林縁にはびこっている。この時期草刈りをして種をつけないようにすべきだが、チョウたちの貴重な吸蜜植物になっており、南下中のアサギマダラもやってくる。

ハギの花
秋の七草のハギの花が咲いていた。林内で見るのは初めてのように思う。整備の効果かも。あちこちに幼木が見られる。ハギにはマルバハギとヤマハギがあるが、花柄が長いのでヤマハギかな?