雑木林のムラサキシキブの葉に今年初のイチモンジカメノコハムシを見つけた。これから夏にかけて多数見られる。
サクラにつくセモンジンガサハムシはどうかな?と思い、何気なく低く垂れていたサクラの葉を見上げたところ、ばっちり1個み~つけ。こんなこともあるのねとちょっとビックリ林縁にあるニワトコの花が満開になっていた。そういえば、あまりじっくり花を見たことがないが、小さな花が密集して咲いていた。スイカズラ科の樹木。手元の薬草図鑑を見ると、昔ニワトコの枝を黒焼きにし、うどん粉と食酢を加えてパスタ状に練ったものを接骨した患部に厚く塗って副え木をあてておく治療をしたそうだ。折れた骨を接ぐという意味で、生薬の接骨木(セッコツボク)という名がついたとのこと。
画像を拡大して、気が付いた。アブラムシのようなグリーン色の虫がいっぱいついていた。ニワトコにつくニワトコヒゲナガアブラムシらしい。有翅のアブラムシはニワトコから別のいろいろな植物に二次寄生するらしい。画像で見る限り翅はないようだ。今度もっとよく見てみよう。