身近な自然  

2020年12月31日木曜日

クモ2種 ヒラタグモ、オスクロハエトリ?

家の周りの掃除をしていて見つけた2種のクモ

踏み台にしているブロックなどを動かして、縁石や壁などをホースで洗っていたら、クモがあわてて逃げて行く。ヒラタグモだった。ひらったい白い住居を水で流してしまった。結構たくさん(5~6匹)いてびっくり。こんなところにお住まいだったのね。大事なおうちを壊してしまったが、また作り直してください。 寒いのに可哀そうなことをしてしまったかも。

オスクロハエトリ? 
これは土の中から出てきた。越冬中だったのだろうか。クモ図鑑で調べたが、ハエトリグモ科のオスクロハエトリの♂にそっくり。シャーレに入れてパチリ。水辺のクモらしいが、庭の花壇のようなところで越冬するのかどうか....?

2020年12月28日月曜日

冬の樹液酒場にくる虫たち

 コナラの木から樹液が流れている。枝が出ているところにキズがあるらしい。夏であれば、カブトやクワガタで大にぎわいのところだが、寒い冬の夜にやってくるのは、もっぱら蛾たちだ。今までに5種類の蛾を確認。

樹液が出ているコナラの木

フクラスズメ
キバラモクメキリガ
フサヒゲオビキリガ
アワヨトウ(Mさんの同定)
タマヤナガ(Mさんの同定) 幼虫は根切り虫(畑の敵也)
どんな味かと私もなめてみたが、うっすら甘く、それほど酸味は強くない。味わったことのない複雑な味である。結構たくさん出ているので、当分蛾たちの栄養補給になりそう...。

2020年12月25日金曜日

大接近した土星と木星

 Eさんが土星と木星の大接近の画像を撮ったというので、送ってもらった。木星の衛星まで写っている(@_@)。

12月17日(午後6時12分頃)Eさん撮影

12月20日(午後5時10分頃)私が手持ちで撮った画像 
12月21日(午後5時20分頃)
大接近した土星と木星 木星の衛星も確認できる Eさん撮影
12月22日(午後6時頃)Eさん撮影
離れていく土星と木星 木星の衛星も動いている
前回見られたのは397年前の江戸時代(徳川家光の頃)とか。次回は60年後の2080年だそうなので、私たちにとっては見納めじゃ....

2020年12月23日水曜日

イチモジフユナミシャク、ウスバフユシャク、クロバネフユシャク、クロオビフユナミシャク、キバラモクメキリガ、百均のすぐれもの

 一日置きくらいに雑木林に通っているが、ここ数日のフユシャクの様子。

イチモジフユナミシャクの交尾ペアはまだよく見られる。

指に乗ってもらったイチモジフユナミシャクの♀ いかに小さいかが分かる。

ウスバフユシャクが増えてきた。しかし♀はまだのよう
クロバネフユシャク♂今季初。♀はまだのよう。このフユシャクの産卵をみたいと思っている。尾にある毛で卵を覆う行動をする。
クロオビフユナミシャクの♀がいまだ同じ木にいる。初めて見たのが10日だったからもうすぐ2週間になる。♂の姿は一度かなり遠い場所で確認しているが、どうなっているのだろう??

コナラの樹液にフクラスズメが頻繁にやってきていたが、この日はキバラモクメキリガが来ていた。

おまけ:夜の雑木林はLEDランプが必須。カメラを構える際、ランプを手に持っていると何かとやりにくい。ヘッドランプを買おうかなとネットで調べていたが、たまたま寄った百均でそのヘッドランプが売られているではないか。まさか100円じゃないよね~。でもどこにも値段の表示がない。ってことは100え~~ん??うっそ!ついでに単4の電池を買う。その夜使ってみたが、結構明るい。グーッである。十分使える\(^o^)/。

おまけ2:さすがに100円で売っていなかったが、役に立っているのが、bluetoothのスピーカー2種。ピンクはお風呂用。一度お風呂にスマホ落としたことがあるので、スピーカーを探していたが、なんと百均で600円くらいで売っていた。これまた十分に使えるのである。3日に1回くらい充電すればよい。
黒のスピーカーは台所で使ったりしている。音も問題なし。ボリュームも上げたり下げたりできる。これも500円くらいだったと思う。そして、bluetoothのイヤホン。ドコモで一度買おうと思ったらかなり高かったのでやめたことがあった。これも500円くらい。スマホに直接刺す必要がなくストレスフリー。どれもなかなかのすぐれものでびっくりである。重宝している。百均おそるべし。

2020年12月21日月曜日

キジバトの紛綿羽

野鳥用水盤の水を替えてすぐにキジバトがやってきたらしく、このとおり、水面が白っぽく汚れている。 他の鳥の水浴びでは決して見られないが、 キジハトが水浴びをすると、必ずこのようになる。

先日の探鳥会で、羽に詳しい方に聞いてみたところ、水盤の汚れはハト類にある羽毛の紛綿羽のせいであることを教えてもらった。紛綿羽(ふんめんう)とは初めて聞くことばだ。

調べてみると、紛綿羽は換羽しない羽毛で羽の先が崩れて粉末(ケラチン質)となったもので、この粉末を羽に塗って、防水したり、汚れをとったりしているらしい。他の鳥は腰部にある尾脂線から分泌される脂を羽毛に塗っているが、その役割を紛綿羽がやっているということのようだ。紛綿羽は尾脂線が発達していないハト類、インコ類、サギ類に見られるそうだ。ようやく、キジバトの水浴び後の汚れが解明した。すっきり!!(^^)!

2020年12月16日水曜日

スズメ、イチモジフユナミシャクのコーリング、

 今朝はこの冬一番の寒さになった。気象台の観測では最低気温-1.3℃だったとのこと。ということは、我が家周辺では-2℃以下になったと思われる。朝10時。水を替えようと水盤を見るとガッチリ凍っていた。いつも氷の張り方、厚さで寒さの度合いが分かる。

ミカンを食べるスズメ
クルミを食べるスズメ
これではメジロもシジュウカラも来にくいね

2日ぶりに夕方雑木林にいく。寒ぅ。フユシャクはこれからが本番なのか、飛んでいる♂はほとんどいなかったが、園芸種の桜などでイチモジフユナミシャクの♀が見られた。
コーリング中のイチモジフユナミシャク



コーリングを始めると、近くにいる♂がすぐやってくるはずだが、飛んでいる♂はほとんどいない状態で、1~2度1頭のみやってきたが、気が付かないのか、交尾する様子なし。しばらく待ったが、一向にやってこないので、やむなく家に戻った。

クロオビフユナミシャクの♀が今日も同じ場所にいた。すでに産卵を終えたのだろうか。指に乗ってくれたので一枚パチリ。やっぱりボケるぅ。

2020年12月13日日曜日

12/11~12/13  イチモジフユシャク、クロオビフユナミシャク、ウスバフユシャク

 12/11 
この夜はイチモジフユシャクのペア3組が見られた

クロオビフユナミシャク♂
12/12 昨日♂がいたところとはかなり離れたところで見られたクロオビフユナミシャクの♀。フェロモンが届くのかどうか?
産卵するイチモジフユナミシャク 卵はあまりに小さいのかよく分からず
12/13 ウスバフユシャク♂らしい

2020年12月11日金曜日

オナガ、メジロ

 オナガがどやどやとやってきた。

夏椿の上でなにやら食べている様子?獲物は何?不明.....
別の木でも....
何だろう?カエル?
メジロがミカンを食べにやってきた。スズメにほとんど食べられてしまっているかも.....

2020年12月10日木曜日

フユシャク3種 チャバネフユエダシャク♀、クロオビフユナミシャク♀、イチモジフユナミシャク交尾、アカタテハ、フクラスズメ

フユシャクのシーズン到来。昨年から本格的に身近な雑木林で見られるフユシャクを記録している。昨日、今日と成果あり\(^o^)/。

チャバネフユエダシャク♀ 
初めて見る退化して全く翅がない♀


指に止まっていただき、記念撮影(^-^) あら~ボケちゃった

クロオビフユナミシャク♀ 
こちらも初めて見る。羽が少しあるが、飛べない。
イチモジフユナミシャク
2ヵ所で交尾しているのが見られた これからたくさん見られるフユシャク
桜の木のやや高いところ

フェンスに低いところで、目の前で見られた


こんなところにアカタテハが....!! 触ってもビクともしない。多分休んでいるのだと思うが??
昨夜も今夜も同じ樹液に来ていたフクラスズメ 
コナラの樹液をなめてみた。ほんのり甘く、木の香りが混じった複雑な味。夏であれば、カブトやクワガタなどいろいろな虫が來るだろうが、いたのはフクラスズメのみだった。

2020年12月9日水曜日

ワカケホンセイインコ

フィールドのワカケホンセイインコの様子を見に行く。今日は3ペア6羽が見られた。以前にもこのケヤキのウロをのぞき込んでいるのを見ているが、今日は♀が中に入っていくのが見られた。

同じケヤキのさらに高いところに別のペアが見られた。ウロの入り口は上に向いて?いるよう。中に入っていくのが見えた。
隣のやや低めのケヤキにも1ペア。ウロがあるのかもしれないが、特定できず。

総社神社に戻らず、この場所を塒としも使っているのかどうか?さらにここで繁殖しているのかどうか?調べてみたい。

おまけ:鳥を観察中、大きな音をたてて上空を飛ぶ“ミサゴ”が!!昨日も低空飛行で家の近くを飛んでいった。飛行訓練のルートになっている?あまりに早くて、ズームで撮ろうと思った時には見えなくなってしまった(-_-;)。
おまけ2:ブロッコリの花
お天気続きで冬野菜の成長が著しい。出荷されずに放置されているのか、ブロッコリの花が咲いている畑があちこちに見られる....