身近な自然  

2021年4月10日土曜日

ノスリ、ツグミ

 4月に入って、オオタカの声が頻繁にしており、ハシブトガラスが集まって、追いかけている様子が見られた。ノスリの声も混じって時々聞こえたりしていた。

6日、家の上空をノスリ2羽が帆翔していたので、どういうこと?と思い、巣を見にいったが、♀は巣で抱卵中。

7日も2羽の帆翔が見られたが、あとで巣を確認すると♀は巣の中にいた。この日もカラスとオオタカの声がしていた。

8日、カラスがオオタカを追いかけており、ノスリ2羽は上空を帆翔。その後、ノスリが巣に戻ることはなく、10日現在も巣は空っぽ。巣を放棄したとみられる。

3月14日から抱卵が始まったが、孵化を待つことなく、巣を放棄したらしい。高い所なので卵の確認はできないが、巣は変わりなく、壊されたりしている様子はなかった。2年間カラスとの攻防は多少あったが、無事に子育てをしているので、今年放棄したということは、オオタカの出現と関係があるのかどうか?? ハシブトガラスは別の場所でただいま抱卵中。

帆翔中のノスリのペア(4/7 10時20分頃)

巣で見た最後の♀の姿(4/7 お昼頃)

ツグミ  このところ毎日ツグミが庭にやってきている。給餌は終了したので、嫌な?ムクドリもヒヨドリも来なくなり、ようやくゆっくり来られるようになったということかも。

昨日は2羽かち合ってしまい、どうなることかと思ったが、やりすごしたようだ。いつもきていたのはこちら。眉斑が違うので区別がつく。
追記:今日の午後、2羽やってきた。にらみ合い。ちょっと上に飛び上がってバトルの態勢だったが、すぐに分かれていった。

昨日、細ケ沢川で、ようやくイワツバメを初見。超遅いので、今年は来ないのでは?と思ったが、これから巣作りをしてくれるかどうか?

セリバヒエンソウ、クサイチゴ、タチツボスミレ

今朝は寒の戻りで、水盤に薄氷が張っていた。このところ寒暖差が激しい。

道端でいつのまにか、セリバヒオウレン(芹葉飛燕草)が咲き始めていた。中国産の帰化植物。初めて見たのは2007年5月、馬事公苑近くの雑木林の中だった。初めて見た時はその美しさにときめいたが、その後、家の近くの細ケ沢川周辺でも毎年普通に見られるようになった。増えているようだ。

クサイチゴの花 雑木林の林床で見つけた。整備が進み、今まで見られなかった植物が散見されるようになった。何に出会えるのか楽しみ。
スミレ類も多く、あちこちでタチツボスミレの群生が見られる。下草が刈られ、林床が明るくなったおかげ。