身近な自然  

2017年5月20日土曜日

シジュウカラ

雑木林ではシジュウカラがよく鳴いている。どこに巣があるのだろうと探して見つかるものではないが、高い木のウロにでも巣を作っているのではと想像していた。

今日林内を歩いていたら、声もなしにシジュウカラが横切り、枝に止まって鳴いた。双眼鏡で見ると口にイモムシをくわえていた。近くに巣があるらしい。木のウロなんてなさそうだしと思いつつ、大きな木に隠れて見ていると、なんとシジュウカラは木の切り株に飛んできて、消えたのだった。しばらくすると出てきて、また飛んでいった。急いで切り株に行ってみた。え?こんなところで子育てしてるの?

親が戻ってきてはマズイので、近くの木の陰から様子をうかがっていると、親が飛んできて、切り株に入っていった。ヒナの声は聞こえないが、この切り株のウロの奥にヒナがいるらしい。こんな低い切り株に作るとは、ちょっと驚いた。ヘビに見つかったらひとたまりもないね。無事に巣立ちますように.....。人間が邪魔をしてはいけないので、そそくさと離れた。

餌はクモ?

出るときはヒナのフンを運ぶ


ハナグモ、ヤブキリ、クヌギカメムシ

待ち伏せして獲物を狙うハナグモ♀ アブを捕らえていた

ヤブキリの幼虫 複数見られた

クヌギカメムシの一種