身近な自然  

2020年8月7日金曜日

ハイイロチョッキリ

雑木林の側道に切り落とされたクヌギの枝が散乱していた。上を見上げるとクヌギの小枝がくるくる回りながら落ちてきたりしている。ハイイロチョッキリがクヌギの実に穴を開けて産卵し、枝を切り落としているようだ。


枝の散乱状態からハイイロチョッキリはたくさん?いるようだが、高すぎてその様子を見ることは不可能だ。落ちてくるのを眺めながら、ふと近くのコセンダングサの葉にいる虫に目がいった。なんとハイイロチョッキリさんが止まっている!勢いあまって枝と一緒に落ちてきたのだろうか。運よく出会えてラッキー!!

クヌギのドングリに開けられた穴と枝の切り口 
ここまでに要する時間は3時間とか....。わずか1センチ足らずの小さな虫にとっては重労働だね~。

枝ごとドングリを落とすのはハイイロチョッキリだが、産卵してドングリだけを落とすシギゾウムシもいる。2017年5月に見つけたシギゾウムシ。コナラシギゾウムシとかクヌギシギゾウムシなど数種類いるようだが、触角の節の長さで同定するとか。

ミヤマカミキリ、カブトムシ、サトキマダラヒカゲ、ルリタテハ、コムラサキ、アカボシゴマダラ、ムラサキシジミ、アカスジキンカメムシ幼虫、ハゴロモ2種

クヌギに来ていた虫たち
クワカミキリ 大きなカミキリ虫 ミヤマカミキリでした

カブトムシ

サトキマダラヒカゲ  大変多く乱舞していた


ルリタテハ、コムラサキ
樹液の常連さん


アカボシゴマダラもきていたことがあった 8月1日朝 撮影


久しぶりに見たムラサキシジミ 羽化したばかりのようなきれいな個体だった

アカスジキンカメムシの終齢幼虫

ハゴロモ2種
アミガサハゴロモ 徐々に全身の粉が脱落して黒っぽくなる。

スケバハゴロモ