身近な自然  

2020年7月12日日曜日

タマムシの産卵、変形菌、キマワリ

今日は梅雨の晴れ間、久しぶりに明るい太陽が降り注いだ。空はまるで秋のような雲が広がっていた。久しぶりの観察会の帰りに近くの雑木林に粘菌(変形菌)を探しに寄る。
1時ごろ

タマムシ
粘菌を探していて、光るものが!お!久しぶりのタマムシと遭遇\(^o^)/。見ていると朽ち木の上を行ったり来たり。どうやら産卵をする場所を探して動き回っているようだ。

隙間に産卵



飛んで別の場所へ。


産卵場所が見つからなかったらしく、飛んで行ってしまった。産卵後は寿命全うだと思うので、頂きたいが。ゲットできれば3個目(^-^)。

変形菌 図鑑が必要(-_-;)






変形菌を見ていたら、近くでじっとしているキマワリに出会った

アオハダトンボ生息調査、アオダイショウ、アカバナユウゲショウの白花、オオヨシキリ、ツチイナゴ、コガムシ、ホウネンエビ

今日は久しぶりに南橘の自然観察と環境を守る会のアオハダトンボの観察会を開催。一時通り雨があったが、梅雨の合間のよいお天気となった。2006年から桃ノ木川上流のアオハダトンボの生息状況を調査して今回で15回目となったが、昨年に続きアオハダトンボの姿はなく、ハグロトンボでさえたった1匹という状況。アオハダは上流では絶滅かもしれない。浚渫工事、堤防工事、橋の架け替え、堰の撤去などの工事が続き、雨が多いこともあり、流れも強く、アオハダトンボの生息できる環境ではなくなったようだ。下流域も調べて桃ノ木川全体の生息状況を調べる必要がありそうだ。
2006年~2019年の観察数

驚いたことに八幡橋上流でチョウトンボが飛んでいるのを数人が目撃!何故?近くに生息できる場所はありそうにもなく、繁殖池に移動中なのかもしれないが、びっくりである。

アオダイショウ 
これほど長いアオダイショウは見たことがないね。

帰りに見たところ、近くの場所でお休み中だった(@_@)

アカバナユウゲショウの白花 毎年同じ場所で見られる

オオヨシキリがまださかんに鳴いていた。幼鳥がいったりきたりするのも見られた。

ツチイナゴ 目の下に黒い筋があるのが特徴

田圃でコガムシの卵塊、幼虫、成虫が見られた

ホウネンエビ

下見の時に見られたカブトエビは見つからなかった。