身近な自然  

2021年11月15日月曜日

カシラダカ、ウラナミシジミ、マエグロシラオビアカガネヨトウ?、キクキンウワバ、雪虫

雑木林の林縁で今年初のカシラダカを確認。世界のレッドリストに載るほど減少している種だが、今年もいつものように来てくれた。確かに以前より個体数が減っているように感じている。これからも注視が必要な野鳥。こちらを気にして首を伸ばしている?

毎日朝夕は寒さが厳しくなってきたが、昼間は小春日和が続いている。虫たちはまだ元気に生き延びている。

今の時期たくさん見られるウラナミシジミ。我が家の畑脇のコセンダングサに3~4頭、吸蜜にきていた。子孫も残せずまもなく終焉を迎えるチョウ。

雑木林のクサギに止まっていた。ヨトウムシっぽいと思ったが、今頃まだ幼虫なんて?調べてみて、どうも長~い名前のマエグロシラオビアカガネヨトウらしい。成虫の羽の模様から名前がついているようだ。この数日後草刈りが行われたが、蛹化できたかどうか.....。
お隣のほうれん草畑にいたキクキンウワバ。シャーレに入っていただいた。金箔模様がなかなかおしゃれ。手に乗ってもらおうと思ったが、飛んで行ってしまった。
6年ほど前に撮ったキクキンウワバのお顔。この時は指に乗ってくれた。フクロウ顔、可愛い~~(^-^)。
昼間、雑木林林縁で雪虫が飛んでいたのでポカポカ陽気なのに?とちょっと不思議に思った。夕方庭で数匹飛んでいるのを発見。シャーレに入ってもらう。時期が来ていっせいに羽化したのかも。
北海道に住んでいたころは10月の初雪前に多数飛んでいたことを思い出す。飛んでいる時は雪のような白いものがフワフワしているようにしか見えないが、止まったところを見ると、しっかり翅があるアブラムシ。子孫を残してまもなく終焉を迎えるはかない命。