身近な自然  

2022年9月30日金曜日

タカアザミ、ホシアサガオ、パパイヤ、ミドリヒョウモン、アキアカネ

 9月22日、田んぼ脇の荒れ地に見慣れないアザミが背高く群生していた。調べるとアメリカオニアザミ(セイヨウオニアザミ)というヨーロッパ原産の外来種らしい。トゲだらけでうっかり触ると痛い目にあう。これが増えると大変なことになりそう。

追記:アメリカオニアザミではなくタカアザミという在来種のアザミと詳しい方に教えていもらった。こんな背高のっぽのアザミがあるなんて知らず、一つ勉強になった。アメリカオニアザミは下向きには咲いていないようだ。

総苞がイガグリのよう


今朝通ると、すでに羽状の冠毛になっているのもあった。
ホシアサガオ
ここ数年、よく見かけるようになった。アメリカ原産の一年草の帰化植物。鬼アザミよりはましかもだが、増えている。
パパイヤ
8月9日にパパイヤの畑を発見。久しぶりに行ってみたら、草ですごいことになっていた。
でも、実はしっかり大きくなっていた!
栄養価もありそうなので、是非食べてみたい。

ミドリヒョウモン 林縁の葉に止まっていたボロの個体
アキアカネ

2022年9月25日日曜日

ノビタキ、モズ

今朝渡り途中のノビタキを確認。22日に探したときは見られなかったが、ようやく姿をとらえることができた。場所は建設中の道の駅のすぐそばの田んぼで昨年とほぼ同じ場所。道の駅ができる前は多い時には10羽以上見られた時もあったが、ここ何年も数が少なくなっている。今朝はまだ1羽のみ。これからだろうか。
道の駅への道路整備中の重機が見える。まわりはヒガンバナで赤く染まっている。

追記:29日に再度行ってみたところ、もう一羽(こちらは♂のよう)増えていた。この二羽のみで、これ以上は増えないと思われる。

モズの声があちこちから聞こえる
バックは榛名山の水沢山

2022年9月21日水曜日

ミドリヒョウモン、ホソミイトトンボ

 今朝はこの秋一番の冷え込みになったようだ。散歩には丁度良い気温。

雑木林でボロのミドリヒョウモンがヨタヨタしていた。しばらくして体を震わせ始めた。気温が低いのですぐ飛べないらしく、エンジンをかけてようやく飛んでいった。

ホソミイトトンボを多く見かけるようになった。このトンボは夏型と越冬型があるが、今見られるのは多分このまま越冬する個体だと思う。8月19日に見た個体は夏型ですでにいなくなっていると思われる。

夕方我が家の畑の脇にあるミカンの木に止まっていたのを発見。飛ぶと消えてしまうので(姿が分からなくなってしまうので)追いかけるのが大変。2匹はいたようだ。何でこんなところに??水路はあるが、田んぼはすぐ近くにはない。不思議。葉の先っぽに止まる習性がある。
16日、雑木林で見た個体 たまたまツーショットの右はオンブバッタのようだ。
17日の橘山でも観察している。この時期普通に見られるトンボになってきている。

2022年9月17日土曜日

ミドリヒョウモン、クワゴ、ヤマジノホトトギス、セグロセキレイ

5月に山に帰っていたカケスがもどってきていた。ノスリのペアだろうか、鳴きながら上空を帆翔。今日はツクツクボウシが鳴いていたが、そろそろ聞き納めかも。

今朝庭のブッドレアにミドリヒョウモンが来ていた。山から下りてきたようだ。このチョウを見ると、秋だなぁと思う。次はアサギマダラかな?

クワゴ
橘山の観察会で出会ったクワゴ。久しぶりに見た。皆に見つめられて危険だと感じたのか、目を強調しているようだ。でも目がパッチリ可愛らしく、威嚇に見えないねぇ~(^^;。

2015年に近くの雑木林にたくさんいて、数匹家で飼育したことがある。
その時の記録

橘山ではヤマジノホトトギスがたくさん咲き始めていた。


セグロセキレイが獲物をゲットしたらしく、しばらく格闘していた。

2022年9月16日金曜日

ツクツクボウシ

 夕方やってきて、ひとしきり鳴いていった。聞き納めかな。 



2022年9月15日木曜日

ヒガンバナ、モズの高鳴き、イカル

気温がさがってきたこともあって、 田んぼ脇でヒガンバナがいっせいに咲き始めた。

モズの高鳴きも頻繁に聞こえる。季節は秋へ向かっている様子。そういえば、今日は蝉の声は聞かれなかった。
ここ数日、イカルの声も頻繁に聞く。集団が近くにきているようだ。ケヤキに群がっていた。ケヤキの実はもうなっているのだろうか?ちょっと遠くてぼけた写真のみ。

2022年9月14日水曜日

ツユクサの危機、ど根性エノキグサ、

 道端にツユクサと外来のマルバツユクサが混在しているところがあった。このまま在来のツユクサはマルバツユクサに置き換わってしまうのではと心配。それにしてもここ数年あちこちでマルバツユクサを見るようになった。確実に増えている。

ツユクサ
マルバツユクサ
花 
大きく色の濃いのがツユクサ、小さく色が薄いのがマルバツユクサ
マルバツユクサは地中でも実をつけるので、刈っても刈っても出てくる。畑に入ると大変なので、注視している植物。花は可愛らしいが、本当にやっかい。


道端のカラーコーンの穴から茎を伸ばすエノキグサ。たくましい。葉っぱがエノキの葉によく似ているところからついた名前。

2022年9月11日日曜日

ヤマハギ、ウド、ツリガネニンジン、ウラギンシジミ、ウラナミシジミ

 整備を続けている雑木林でヤマハギが咲き始めた。刈られないように保護していたので、ようやく咲いてくれたようだ。地味な花だが、拡大してみるとなかなか見栄えする。

今年はタラの芽がたくさん採れたが、最近はウドも見られるようになった。来春は収穫できるかな?同じウコギ科タラノキ属だが、ウドは木ではなく草。まもなく実が黒くなるのでは?タラノキと違って、こちらはトゲがない。
ツリガネニンジン 夏の終わりから秋にかけて雑木林で見られる花。この花を見ると、そろそろ秋だなぁと感じさせる。
名前は花が釣鐘に見えるところから、ニンジンは根の形と薬効が朝鮮人参に似ているからとのこと(野草のおぼえ方、いがりまさし著より)

ウラギンシジミ 越冬するチョウ
ウラナミシジミ 越冬できずに死に絶えるチョウ


2022年9月5日月曜日

アメリカネナシカズラ、ネナシカズラ、ツルボ、カラカサタケ

 家の近くの用水路の暗渠の上に雑草としてアメリカネナシカズラが見られる。

あまりにぐちゃぐちゃでどこの部分に寄生しているのか分からなかった(^^;。
花は可愛らしい
近所の生垣に見られたのはネナシカズラらしい。こちらもすごい状態。
花はこれから?咲く前に駆除されるかも....
枝に張り付いているので、こういう感じで寄生しているらしい。
ツルボ 民家の庭に群生していた
ハナムグリやベニシジミが吸蜜に来ていた
庭のキノコ 2019年から毎年見られるが、今年は何回も発生。どうなっているのか....?多分カラカサタケという食用のキノコだと思われる。炒めてキノコ汁にしたいところだが、似たキノコで猛毒があるので、試すのにはちょっと憚れる💦。