身近な自然  

2019年5月29日水曜日

アカボシゴマダラ、サトキマダラヒカゲ、モンシデムシ、ホシハラビロヘリカメムシ、キボシカミキリ、ヒゲコメツキ

羽化したばかりのアカボシゴマダラが止まっていた。すぐそばにエノキの萌芽があったので、そこで羽化したのかも。

春型はやや大きめでアカボシゴマダラ特有の赤い斑点が見られない。

サトキマダラヒカゲがたくさん飛んでいた。クヌギのそばに行くと、早くも樹液のにおいがわずかにしている。そのクヌギの樹液に小さな虫に混じって、数頭のサトキマダラヒカゲがきていた。

モンシデムシの一種  黒っぽいシデムシと違って、オレンジ色が目立つ大型のヤマトモンシデムシ?林床を動き回っているのを発見。もしヤマトモンシデムシなら群馬県の絶滅危惧 Ⅱ類に評価されているシデムシである。すぐ逃げられたので、ボケた画像しか撮れなかった。専門家に聞いてみなければ....。

ホシハラビロヘリカメムシの多分♀ 林縁でよく見られるカメムシ 尾の先に見えるものは何?

キボシカミリ
カジノキの葉に止まっていた。クワの木は切られてないのだが.....。

ヒゲコメツキ♂ 立派な触角をもつコメツキがニセアカシアに止まっていた


カオジロガビチョウの日光浴

先日の暑い日、窓越しに庭を見ると、やや大きめの鳥がころがっていた。カオジロガビチョウだとすぐわかったが、ピクリともしないで横たわっている。エ~~!、死んでる~~?

あら、動いた

今度は反対向きにゴロン

その後、水盤に上がって、やはりこのポーズ

他の鳥たちは羽を両方の羽を広げて日光浴するのが普通だと思うのに、カオジロガビチョウの日光浴はちょっと特殊なようだ。昨年の7月にも同じ行動を見ているので、羽を広げる日光浴はしないでこの面白ポーズがカオジロガビチョウ流。ちなみにこの時間の気温は30度近かったと思う。

スズメ、シジュウカラ、カラスの食事場

自然界は今、天敵など幾多の困難を乗り越えて無事に育ったラッキーな幼鳥たちが元気に飛び回っている

スズメ 親と同じ大きさの幼鳥(左)が餌をねだっていた

シジュウカラ 4つの巣箱のうち2つは使われているのを確認しているが、無事に巣立ったようで、林縁で兄妹たちが採餌に余念がない



林内にある手水がハシブトガラスの食事場になっているらしく、この季節、食べ物の残りや、小鳥の羽、骨などがちらばっていることがある。シジュウカラも犠牲になっているのかも。


これからの季節、ボウフラの発生源にもなるので、水がたまらぬように水かきが必要。