身近な自然  

2020年12月2日水曜日

アオゲラ、ジョウビタキ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、クヌギカメムシ

雑木林に今日もアオゲラが複数きていて、鳴きながら木の上を登っていくのが見えた。

公園の滑り台脇に植栽されたナンキンハゼの実を食べに来ていた。
去年もついばむアオゲラを見ている。ここでナンキンハゼを食べている鳥はヒヨドリ、シジュウカラ、アオゲラなど。
ナンキンハゼはハゼがつくのでハゼノキと同じ仲間と思っていたが、ナンキンハゼはトウダイグサ科、ハゼノキはウルシ科でまったくの別種。手元の図鑑にはハゼに似て紅葉が美しいからこの名があるとあった。ナンキンハゼもハゼノキも種子から蝋がとれるので、それもあるのでは?と思っている。この白い実、結構真冬でも残っているので、大人気というほどのお味ではないよう。油がたっぷりなので、脂肪分補給かな?人間の薬効は利尿とか....。この木、かなり前に台風で倒れたことがあったが、元に戻して、その後大木に育った。中国原産、結構丈夫な木のようだ。

ジョウビタキ♀ ここをテリトリしているのかな?
今日も昼間はそれほど寒くはなく、日だまりにはヤマトシジミ、ウラナミシジミが乱舞していた。
ヤマトシジミ

ウラナミシジミ

まだ動いているクヌギカメムシも見られるが、ほとんどの個体は役目を終え、クヌギの隙間でご臨終になっているのが多い。
30日、産卵したそばで動かいない親がいて、続けて産卵するのでは?と見ていたが、一向に動きがない。場所に目印をつけて、翌日みてみると、残り?を産卵して親の姿はなかった。産卵には相当のエネルギーがいるのかも....。産卵を終えてどこかで終焉を迎えているのだと思う。