身近な自然  

2023年8月31日木曜日

スーパーブルームーン

 今日は今年中で月が地球に最も近い満月になった日とか。午前の10時36分が一番近かったようだが、見られないので、夜9時20分頃観察した月。

国立天文台のHPによると、今年2月6日が最も遠い満月だったそうで、遠い満月と比べると今日の満月は14%も大きく、光っている面積も約29%も広いんだって。へぇ~である。
ちなみに、8月は2回満月があり、1回目は2日、2回目は今日31日。2回目の満月をブルームーンというんだそうで、今日の月が今年一番地球に近いのでスーパーがついて、「スーパーブルームーン」ということになるらしい。大きさはともかく、明るくきれいな月だった。

2023年8月27日日曜日

ホシホウジャク、ヒトリガ?、ウスバキトンボ(3)

夕方、ハナトラノオにやってきたホシホウジャク。飛び方がすばやく、ホバリングしながら器用に吸蜜する。

網戸に赤っぽい蛾が張り付いていた。多分ヒドリガ。
昨夕、畑そばの木にウスバキトンボが止まっていたので、捕獲。あまりのボロでマーキングするのが大変だった。今捕獲しているのは、ほとんどがまだ成熟していない個体だが、この個体は成熟した雄と思われる。2世代目か3世代目?次の世代に命をつないで、まもなく終焉......。
チームを組んで一緒に調査に参加しているEさんは別の場所で捕獲、マーキングしているが、二人合わせてすでに108個体マーキング。調査員がまだまだ少ないので、再捕獲される確率はかなり低いが....。

2023年8月25日金曜日

クロメンガタスズメ羽化、キアゲハ幼虫

Eさんから送られてきた羽化したての“でっかい”クロメンガタスズメ 
幼虫はナス科などの野菜を食害するので困りものだが、この立派な?成虫、存在感あり。

Eさんが幼虫から羽化するまで観察された貴重な記録 ⇒ こちら

幼虫もかなり大きい。一度出会ったことがあったが、鮮やかなグリーンの個体で、ころころ太っていた。あんよが可愛くて印象に残っている。2021年7月19日の画像

キアゲハの幼虫
24日、こちらの鉢のイタリアンパセリを食べつくしてしまった。どうしようか。
追記:やむなくイタリアンパセリの大きい鉢に移したところもりもり食べて?26日には2匹とも消えてしまった。16日に産卵しているのを見ているので11日目で蛹になる場所を探しに鉢から逃走したようだ。

2023年8月23日水曜日

ウスバキトンボ(2)

14日から捕獲を開始したが、庭では大群は期待できないうえに、毎日やってくるわけでもなく、たまに飛んできても必ず捕獲できるわけでもない。それでも捕獲出来た日が14日、15日、17日、23日の4日間で、捕獲累計17匹。

マーキングした個体を窓を開けて放そうとしているところ 

今朝早い時間に近く歩いていたところ、かなりの数のウスバキが群れで穂が出始めた田んぼの上で飛んでいた。止まっている2匹も見られたが、気づかれてすぐ逃げられた。ここで捕獲すればかなりの個体にマーキングできそうだが.....。

田圃横の道路にも。

追記:翌日の24日は朝から庭に100匹近くの集団がやってきた。午前中と夕方の短時間で21匹マーキングできた。25日は朝30匹ほどの小集団、5匹マーキング。7時半過ぎにはほとんど見られなくなった。ウスバキトンボは常に移動している?

2023年8月22日火曜日

アジアイトトンボ♂♀、コガタスズメバチ、キアゲハ幼虫

Eさんとウスバキトンボを探していたら、アジアイトトンボのペアが見られた。水辺でもない庭の片隅にどうしているのか不思議? 


Eさんがネットを振ったところ、雄がネットイン
Eさんがツツジの中に作られたスズメバチの巣を発見。どうやらコガタスズメバチらしい。最近庭にいると頭付近にスズメバチがよく来るので、どこかに巣があるのではと思っていたが、ツツジの中とは。殺生は好きではないが、万一のことを考えて、夜家人に駆除をしてもらった。
中に何と30匹も!

キアゲハ幼虫
先日イタリアンパセリについていた卵が孵化し、2匹のイモムシが.....
イタリアンパセリを丸坊主にされるのは困るので、セリを調達しなくては....。

2023年8月16日水曜日

アカタテハ、ルリタテハ、フクラスズメ、ノコギリクワガタ、セスジスズメの幼虫、キアゲハの卵

 カナブンに混じって樹液に来ていた虫たち
アカタテハ

ルリタテハ
フクラスズメ 周りに同化していて目立たない。口吻は赤っぽい。
ノコギリクワガタ
我が家の菜園のタケノコ芋の葉を食害するセスジスズメを発見。若齢幼虫の模様はなかなか美しい。し、しかし、ほっておくと大食漢なので葉がなくなってしまいそう。どうしてくれよう。
目の前でキアゲハがイタリアンパセリに産卵していった。卵は4個もあった。イタリアンパセリを鉢に植えて庭の片隅に置いてあったのに、見つけられてしまった。4匹にアッというまに丸坊主にされてしまいそう。これまたどうしてくれよう。
卵の大きさ、直径1.2ミリ

2023年8月15日火曜日

ウスバキトンボ捕獲開始

 昨日からウスバキトンボの捕獲を始めた。隣の敷地が更地で草むらになっているせいか、8月初め頃からウスバキトンボの姿を見かけるようになった。調査に協力することにしたので、時々飛来状況を見ているが、ここ2日、朝から午後2時ごろまでは数匹から多い時間帯では20匹ほどの群れが見られる。午後遅くはほとんど飛んでいない。網に棒を差し、ケージも購入し、準備万端デス。

何しろ昆虫少女ならぬにわか昆虫バァバァなので、そう簡単にネットインできるわけではない。大群が飛んでいるのなら、かなりの確率でゲットできそうだが、4~5匹ランダムに飛んでいる状況で1匹ネットインも結構難しい。

汗かきかき、昨日は4匹、本日は8匹何とかゲットし、マーキングした。

たくさん捕獲して、ケージに入れていくつもりだったが、せいぜい2匹どまり。飛翔中のトンボを次々と捕獲はちょっと無理じゃ。
しばらくはこの場所で捕獲、マーキングをする予定。捕獲を続けて、もし、私がマーキングした個体を再捕獲することがあれば、移動せずに同じ場所に滞在していることが分かる。

13日、別の場所で集団で飛んでいたウスバキトンボ。休耕地の草むらだった。捕獲場所はふんだんにありそう。


夕方、庭でアオマツムシが鳴いていた。今季初。

2023年8月11日金曜日

サトキマダラヒカゲ、続アカマダラハナムグリ

 サトキマダラヒカゲをようやく確認。いっこうに姿が見えないので、どうしたことかと思っていた。雑木林の整備がすすみ、食草が減っているのが数を減らしている一因だが、今季初とは遅すぎ。

先日アカマダラハナムグリが見られた場所に行ってみたところ、お昼頃だったのにも関わらず、同じ場所で同じ2個体が見られた。1個体はカナブンと一緒に、やや離れたところに別個体が見られた。
こちらはやや体が大きい

2023年8月5日土曜日

アカマダラハナムグリ(アカマダラコガネ)

 今朝、雑木林で、アカマダラハナムグリ2匹発見。ほぼ毎年見ているが、一度に2匹は初めてかも。毎年樹液が出ていたクヌギは今年樹液が出ておらず、虫の姿はない。今朝見たクヌギは全く別の場所。多少樹液が出ており、カナブンも来ていた。猛禽の巣から直線距離で30mくらい。2匹ともこの夏羽化した個体と思われる。幼虫時期はこの巣で育ったのかもしれない。群馬県では準絶滅危惧種に評価されている甲虫。

ツクツクボウシが鳴いていた。今季初。

2023年8月2日水曜日

ウスバキトンボ

朝、 庭にウスバキトンボの集団(数十匹)がやってきて飛び交っていた。毎夏見られる光景。ほとんど止まることはない。これからしばらく田んぼ上などでよく見られる。

謎の多いウスバキトンボの全国調査をNHKの「ダーウィンが来た!」と連携してやっているサイトがある。ネットで捕まえることが苦手なので、できるかどうか分からないけど、ウスバキトンボの謎を解明する調査に協力したいと思っている。只今申込中。

2023年8月1日火曜日

セミ抜け殻、ナツアカネ、ミヤマアカネ、ハラビロカマキリ、ミツカドコオロギの声

 雑木林でセミの抜け殻をちらほら見かけるようになった。一週間前ほどからミンミンゼミの声が聞かれる。

アブラゼミ

ヒグラシ
ナツアカネは非常に多い
ミヤマアカネの♀も見られた
庭のオリーブの木にいたハラビロカマキリ。まだ幼虫。
ミツカドコオロギ
もうコオロギが鳴いていた。裏口から聞こえてくるので、探したが、声はすれど姿は見えずで、見つからなかった。暑いせいか、せわしなく鳴いていた。