身近な自然  

2023年7月31日月曜日

侵入者 アマガエル、ハタケノウマオイ?、ヒラタクワガタ、チャバネゴキブリ

 毎年のことだが、家の中にいろんな侵入者がある。裏口が土間なので、そこから入ってきているのだと思う。

アマガエル 
生まれて間もないようなおチビさんがカレンダーに。

ハタケノウマオイ?
洗った茶碗を片付けていたら、湯飲み茶わんの上にポツンと乗っていた。こちらも脱皮して間もないと思われるおチビさん
ヒラタクワガタ
3センチほどの小さなクワガタがなぜか廊下に....。
チャバネゴキブリ
大きなクロゴキブリはほとんどみないが、小さなチャバネは時々現れる。

2023年7月29日土曜日

ナナフシ

今年もEさんからナナフシの幼虫を一匹もらい4月18日から育てている。 大きさ3センチほどだったが、脱皮を何度かしたらしく(確認できず)、6月初旬頃には10センチほどの成虫になっていた。
5月27日 成虫前

6月14日 食草のラズベリーの葉を食べている成虫になったナナフシ
7月29日
6月15日頃から卵を産み始め、7月末で200個以上産み続けている。昨年より多い。

おまけ:19時頃の夕焼けと榛名山

ナナフシの追記:6月15日から観察を続け、10月14日まで122日間生きていた。9月に入って、産卵数が減ってきたが、総計389個の卵を産み続けた。昨年は331個だった。

2023年7月26日水曜日

ヒヨドリ

 7月23日、隣地のマテバシイでヒヨドリが抱卵しているのを発見。たまたま木のそばを通ったときにヒヨドリが飛び出してきたので、巣があることに気が付いた。この暑いのに、大変ねえ~と思いつつ、そっと見守ることにした。

その後も暑い中、巣でジッと抱卵しているのが見られたが、26日の朝、親の姿がない。食事に行っているのかと思ったが、なかなか戻ってくる様子がないので、留守の間に卵の様子を見ようと台に乗って、巣の中をパチリ。え?空っぽじゃん。
巣は壊れている様子がないので、カラスの仕業ではないようだ。ヘビかもしれない。以前住んでいた庭でもヒヨドリが巣作りしたことがあったが、ヒヨドリのただならぬ声に巣を見ると、アオダイショウが巣に頭をつっこんでいるところだった。自然界は厳しい。

ギボウシの花

2023年7月23日日曜日

ムラサキツバメ、ウシアブ、ナツアカネ、ニホントカゲ、スズバチ

 ムラサキツバメ
庭の椿で飛んでいた。はじめムラサキシジミかと思ったが、尾状突起があったので、ムラサキツバメと判明。何処からやってきたのか、近くにマテバシイがあるのだろうか。羽化してまもない個体に見えるが....?

ウシアブ

樹液にきていた大型のアブ

ナツアカネを林縁、林内で多く見かけるようになった
民家の塀にいたニホントカゲの幼体 尾が切れている。
スズバチ ドロバチの仲間
泥を集めている?巣作りをしているのではと追いかけようと思ったが、すぐに見失った(^^;。

2023年7月16日日曜日

桃ノ木川上流の自然観察会

 16日、南橘の自然観察と環境を守る会主催の「桃ノ木川の自然観察会」が田口町の桃ノ木川源流で行われた。いつの間にか、木の立派な看板が建てられていた。

桃ノ木川の水源は、沼田市岩本町の利根川にあり、ここで取水され、北橘の真壁調整池を通って田口町にある広桃用水制水門で二つの川、広瀬川と桃ノ木川に分流されている。桃ノ木川源流地点400m程は護岸されず、地域の人たちが保全をしており、昔ながらの小川風景が広がっている。
朝からかなり暑く、まずは周りの草花や虫たちを観察し、そのあと川の水生生物調査を大木の木陰でじっくり行った。(7月8日の下見に観察したものも含まれる。画像のほとんどはEさん撮影)

植物は特に変わったものもなく、路傍で普通に見られる草花がほとんどで、外来種も多い。
マツヨイグサ 
ゼニアオイ 道端でよく見かけるようになった
ムシトリナデシコ
ナヨクサフジ  路傍で普通に見られるようになった外来種

ヒメジョオン 時期が早いハルジオンは全く見当たらなかった
クサノオウ
トクサ  砥石代わりに使われた草。最近多く見かけるような気がする。
四つ葉のクローバー見つけたよ
昆虫類
トンボでは、ハグロトンボが多数見られた。以前は貴重なアオハダトンボも見られたのだが、今や全く見当たらず。

ハグロトンボ
コクワガタ 
鳥に食べられた?
コオニヤンマ  
モミジの葉にからまって死んでいた どこにも傷がなく、標本になっていた。この川で羽化したのだろうか。
ヒメギスの♀
立派な産卵管
ショウリョウバッタ
ヒメウラナミジャノメ
このチョウは今の時期多い
モンキチョウ 白色型
イチモンジセセリ
クロバネツリアブ
尾端の白い帯が違うので、♂と♀と思われる。♀(右)を追尾する♂(左)に見えるが、本当のところは不明。


水生生物
木陰で仕分け作業
カワニナ 非常に多い
タイワンシジミ  どこの水路でも見られるようになった外来種
ガガンボ幼虫
トビケラの仲間、カゲロウの仲間
ヒラタカゲロウ
オニヤンマ幼虫
アメリカザリガニ(外来種)
シマイシビル
シマイシビルの卵のう すでに卵から孵ったようで、何匹かの成虫らしき姿が....
アメリカツノウズムシ プラナリアの仲間で外来種
ハグロトンボ幼虫
フロリダマミズヨコエビ  下流でも見つかっている外来種で増えているようだ

この川は指標種から水質を判定すると、ややきれいな水と言えるようだが、とてもきたない水の指標種であるザリガニも見られた。川は小石や礫が少なく、そのせいか、サワガニがまったく見られなかった。農業用水路なので、この時期はやや水量が多いようだ。

川自体にそれほどの変化はみられないと思うのに、2009年頃たくさん見られたアオハダトンボは10年の間にすっかり姿を消してしまった。画像は2009年7月22日のペア