ウスバキトンボ、オオシオカラトンボ | 身近な自然  

2016年8月19日金曜日

ウスバキトンボ、オオシオカラトンボ

夕方4時頃、裏庭にウスバキトンボが集団で来ていた。ほとんど止まらないトンボだが、夕方ということもあってか、何度か止まってくれた。♂は成熟するとお腹や背中が赤くなるが、まだのようだ。



2匹、まったく同じ角度でとまっている

空をバックに....

和名は薄い翅の黄色のトンボ、薄羽黄蜻蛉だが、英名はwandering glider 放浪するグライダー。渡りをするトンボなので的を得ている命名かな?と思うが、響きがちょっとたくましい感じ。実際は翅が薄いので手荒に捕まえると壊れてしまうほど非常に華奢なトンボだ。翅を薄くして長い飛行に耐えられるようになっている。産卵をして世代交代を繰り返しても、子孫を残せない悲しき蜻蛉。「wandering glider」より「薄羽黄蜻蛉」のほうがしっくりくる名前だと思う。

おまけ:英名で思い出したこと、お馴染みのベニシジミは英名が small copper という。小さな銅って、なんて味気ない名前なんだろう。モンシロチョウだって、small white そのまんまだもんね。日本語は美しい。

林縁で出会ったオオシオカラトンボ

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