ツバメの塒入り4 | 身近な自然  

2019年8月8日木曜日

ツバメの塒入り4

夕方6時過ぎに雷がゴロゴロなり、稲妻が光りはじめた。いつもより早く塒上空にツバメたちが集まり始めた。まだ数が減っている様子はない。

見に来ていたYさんがオオタカを見たという。そういえば、昨夕見に来た時に、ケケケとオオタカらしい声を聞いている。隙あらばツバメを捕らえようとしているのかもしれない。野鳥の塒周辺にはハヤブサやツミがよく見られると聞いている。この辺りではオオタカが繁殖しているので、オオタカがツバメの塒を知ってやってきているのかもしれない。ツバメたちは当然知っていて、日没を待つかのように上空を乱舞している。ゴイサギ、アオサギの飛んでいる姿は見られても、猛禽が飛んでいるのは見ていない。ハチャメチャに飛んでいるので、オオタカも容易には狙いをつけにくいのかもしれない。ツバメたちは日没寸前いっきに弾丸のように塒に落ちていく(ように見える)。
何故ヤナギを塒に選んでいるのだろう。ツバメたちはしなっている細い枝の上に止まっている。木登り上手な天敵の小動物は登ってこられないと思われる。朝塒の場所に行ってみるとフンであちこち白くなっていた。まわりの木々周辺にはないので、狭くても安心して朝まで休めるヤナギは塒として最適ということなのかもしれない。

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