クヌギの隙間にクヌギカメムシが産んだ緑色の卵塊が見られるようになった。卵塊のそばにペアがいた。♀はお腹がパンパン。産卵が見られるかと思ってしばらく見ていたが、人の気配?を感じてか動かない。
卵塊ゼリーを棒で取り出して観察してみた。よく見るとゼリーにくるまれた卵一つ一つに白っぽい突起(呼吸管)が見られる。こんな卵見たことない(@_@)。このゼリーは真冬に孵化する幼虫の餌になるという。メスのお腹がパンパンなのはこのゼリーも含んでいるからだと思われる。産卵が終わると成虫はその生涯を終えるようだが、産卵が終わる前に、天敵のサシガメに襲われた♀がいた。お腹にはまだ産み終えなかった卵が見える。晩秋の枯れ葉が舞う静かな雑木林で、このような営みが行われているとは....、自然界はやはりセンスオブワンダーの世界だ!追記:翌日、産卵しているらしい♀が数か所で見られた。
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