4月27日の午前中、庭でアリが大騒ぎ(のように見えた)。たくさんのアリが巣穴を出たり入ったりしている。何事?と思ってしばらく観察。有翅のアリも混じっている。飛んで行くのもいた。今まで見たことがないが、ひょっとしてこれがアリの結婚飛行?あとでアリハンドブックを見て、このアリはクロナガアリらしいと分かった。
この有翅のアリはひょっとして女王アリ?手元にノジスミレのタネがあったので、近くに置いてみたが、目もくれない。じっと見ているわけにもいかず、その後しばらくして見にいったところ、あれだけたくさんいたのに一匹のクロナガアリも見当たらず、シーン。あれは何だったの???
ただクロナガアリ用に置いたノジスミレのタネは全部無くなっていた。やはり運んだのかな?と思っていたが、そうではなかった。
ノジスミレのタネが別のアリによって運ばれたらしいことが判明。タネは近くにあった別のアリの巣近くに並べられており、1個ずつ巣穴に運んでいるのが見られた(@_@)。
試しに雑木林で採集したムラサキケマンの種を置いてみた。スミレとは違い、真っ黒。巣にせっせと運んでいた。
雑木林に外来種のスミレやオダマキの花が咲いているのが不思議で、アリの仕業かと思い調べてみたいと思ったのがきっかけでタネを集めている。たまたま庭にタネを置いたところ、アリが運んでいるのを観察することができたというわけ。
ノジスミレのタネ
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