身近な自然  

2023年7月16日日曜日

桃ノ木川上流の自然観察会

 16日、南橘の自然観察と環境を守る会主催の「桃ノ木川の自然観察会」が田口町の桃ノ木川源流で行われた。いつの間にか、木の立派な看板が建てられていた。

桃ノ木川の水源は、沼田市岩本町の利根川にあり、ここで取水され、北橘の真壁調整池を通って田口町にある広桃用水制水門で二つの川、広瀬川と桃ノ木川に分流されている。桃ノ木川源流地点400m程は護岸されず、地域の人たちが保全をしており、昔ながらの小川風景が広がっている。
朝からかなり暑く、まずは周りの草花や虫たちを観察し、そのあと川の水生生物調査を大木の木陰でじっくり行った。(7月8日の下見に観察したものも含まれる。画像のほとんどはEさん撮影)

植物は特に変わったものもなく、路傍で普通に見られる草花がほとんどで、外来種も多い。
マツヨイグサ 
ゼニアオイ 道端でよく見かけるようになった
ムシトリナデシコ
ナヨクサフジ  路傍で普通に見られるようになった外来種

ヒメジョオン 時期が早いハルジオンは全く見当たらなかった
クサノオウ
トクサ  砥石代わりに使われた草。最近多く見かけるような気がする。
四つ葉のクローバー見つけたよ
昆虫類
トンボでは、ハグロトンボが多数見られた。以前は貴重なアオハダトンボも見られたのだが、今や全く見当たらず。

ハグロトンボ
コクワガタ 
鳥に食べられた?
コオニヤンマ  
モミジの葉にからまって死んでいた どこにも傷がなく、標本になっていた。この川で羽化したのだろうか。
ヒメギスの♀
立派な産卵管
ショウリョウバッタ
ヒメウラナミジャノメ
このチョウは今の時期多い
モンキチョウ 白色型
イチモンジセセリ
クロバネツリアブ
尾端の白い帯が違うので、♂と♀と思われる。♀(右)を追尾する♂(左)に見えるが、本当のところは不明。


水生生物
木陰で仕分け作業
カワニナ 非常に多い
タイワンシジミ  どこの水路でも見られるようになった外来種
ガガンボ幼虫
トビケラの仲間、カゲロウの仲間
ヒラタカゲロウ
オニヤンマ幼虫
アメリカザリガニ(外来種)
シマイシビル
シマイシビルの卵のう すでに卵から孵ったようで、何匹かの成虫らしき姿が....
アメリカツノウズムシ プラナリアの仲間で外来種
ハグロトンボ幼虫
フロリダマミズヨコエビ  下流でも見つかっている外来種で増えているようだ

この川は指標種から水質を判定すると、ややきれいな水と言えるようだが、とてもきたない水の指標種であるザリガニも見られた。川は小石や礫が少なく、そのせいか、サワガニがまったく見られなかった。農業用水路なので、この時期はやや水量が多いようだ。

川自体にそれほどの変化はみられないと思うのに、2009年頃たくさん見られたアオハダトンボは10年の間にすっかり姿を消してしまった。画像は2009年7月22日のペア

2023年7月15日土曜日

ヒグラシの声、ノコギリクワガタ、カブトムシ、ダイミョウセセリ

12日夕方7時ごろ、北側の窓から見える雑木林からヒグラシの涼やかな声が聞こえてきた。毎年7月初旬頃鳴き始める。セミ第1号。 声 → こちら  (遠くからの録音で、ノイズ多し)

15日朝、小さめのノコギリクワガタ初認

9日朝、カブトムシ♀を初認
ダイミョウセセリ 林縁で見つけた

2023年7月9日日曜日

アオゲラ

 アオゲラ
林内を歩いていたら、キョキョとの声が聞こえてきた。久しぶりに姿を見た。アカゲラは夏は全く見られないが、アオゲラはほぼ通年近くにいるようだ。

2023年7月5日水曜日

ミゾゴイ2 イチイの実

その後も何度か足を運んだが、どこにいるやら気配は感じられなかった。この日探していたところ、パッと飛ぶ鳥が目に入った。色、大きさからミゾゴイだったと思われる。 こちらが気付くより先に気づかれたらしい。忍者のような鳥なので、こちらが輪をかけて忍者のようでなければ見つかってしまう(無理)。飛んだあと、遅れて、やや白っぽい鳥が同じ方向に飛んでいったのが気になった。一瞬だったので、何者かは不明。何しろ5月からミゾゴイの姿を確認されているので、繁殖している可能性がないともいえず、くまなく調査しなければ分からない。

探している時にイチイの実を見つけた。甘い実を2~3個いただく。種は毒。北海道に住んでいた家の庭にもあった木で、赤い実がなると、登ってよく食べたことを思い出す。

2023年7月4日火曜日

エゴノネコアシフシ

 今年はあちこちでエゴノキの虫こぶを見る。ここ数年少ないと思っていたが、今年は非常に多い。一本の木に見える範囲だけでもこの通りたくさんある。

7月に入ると、虫こぶの先端が開いて、有翅のアブラムシが出ていく。猫の足の一つを開いてみると....
これから有翅になるところ?
まだ途中
こうなって、外に出ていき、二次寄生の植物(チジミザサ、アシボソなど)へ飛んでいく。
二次寄生の様子を見たいものだが、何しろ体長2ミリ程度の大きさなので、見極めるのは難しい。

2023年7月1日土曜日

ミゾゴイ

5月中旬頃、知人から、散歩中に動かない変な鳥がいると写真が送られてきた。なんと絶滅危惧種に評価されているミゾゴイだった。ここ数年隣町で何度か目撃情報があったが、夏鳥なので、通過個体かと思っていた。知人からはその後も何度かまた見たよとの情報が送られてきたので、どうやらその場所で夏を過ごしているらしいと判断。何回か行ってみたが、都合よく現れてくれることなく、不発に終わっていた。

先日の朝、夜雨が降ったのか、地面がいい具合に湿っていた。7時過ぎに行ってみることにした。ミゾゴイはミミズなどを食べるので、こんな日には朝から採餌しているのではと想像をたくましくして出かけた。出没するというところに向かって歩いて行ったところ、真正面に変なアーチが見えた。双眼鏡で見る前に、それがミゾゴイと分かった。ミゾゴイはずんぐりしているので、変な形がミゾゴイとは思いもしなかったので、写真に撮れず残念。私が気付く前にミゾゴイがこちらに気付いて擬態をしていたのかもしれない。ミミズをひっぱって食べているところだっだ。真正面すぎたせいか、人を嫌がって?、すぐに飛んで見えなくなってしまった。謎の多い変わった鳥なので、また観察したいもの。

2023年6月28日水曜日

ジャガトマト、イチビ、キジ、シャクガ幼虫

 隣家のジャガイモ畑、まもなく収穫のようだ。よく見ると、あれ?これは何?

ジャガトマト?もちろんそんな野菜はないけど、ジャガイモにトマトがついている。聞いたことはあったが、ジャガイモの実を見たのは初めて。土の中の芋は実ではなく塊茎。実を1個もらって切って見ると、こんな感じ。同じナス科だし、確かにトマトっぽいね。
イチビ 
ジャガイモ畑の近くに点在していた。インド産の外来植物で、日本の侵略的外来種ワースト100,外来生物法で要注意外来生物に指定されているやっかいな植物。イチビの種が、輸入された牛の飼料の中に混じり、それを牛が食べ、牛フンが有機肥料として、畑に撒かれることにより、発芽・成長して拡大したらしい。25年以上前から畑でよく見かけるようになったが、駆除は困難なようだ。
キジ
民家脇の空き地でのんびり?採餌
マメヅタにいたシャクガ幼虫 名前は不明

2023年6月24日土曜日

ヘビトンボ

 林縁を歩いていて、葉っぱの裏に昆虫の翅が少し見えていて、ちょっと気になり、裏を返してびっくり。ヘビトンボの成虫だった。同じ雑木林で見るのは何と20年ぶり。探して見つかる水生昆虫ではないので、超ラッキー😍

飛ぶ様子がなかったので、手に乗せて恒例の記念撮影と思ったが、大あごの大きさと鋭さにちょっと躊躇。噛まれては嫌なので諦めた😂😅。

雑木林の水路で羽化したと思われる。しばらくここの水の中の調査をしていないが、きれいな水の指標生物になっている幼虫のマゴタロウムシは見ていない。先日見たコオニヤンマといい、ややきれいな水~きれいな水で見られる水生昆虫が連続して見られた。